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今日 - 合計 - チャリンコヒーローの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時28分27秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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藤堂 (司令担当) 1995年製。生駒で生まれ、生駒で生きてます。 はい。中々の時雨沢恵一ファン。 ヤス (隊長) 隊長(らしい) まとめる力は無いですが日にち的に決りました。よろしくお願いします。そしてかぼはマジでうざいです。 安長 (副隊長) チャリ部で一番年下で、一番背が高い。 面倒臭がりな性格で、やる気が無い。 頭は悪い(マジ) かぼちゃ丸 (地図担当) うんこです。うんこ並にうざい奴です。 そして下ネターズです(笑) ついでに言うと方向音痴、テンションヤバス、心霊能力少々を 三拍子そろえたヤバスです。HP管理人です。かぼって呼んでください。 チビ (担当なし) チビ さんのプロフィールは設定されていません。 ※当然ながら名前はP・Nです
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サバゲーチームの名前案 『チーム北新町』『チーム中学生』『チーム森の中』 『チーム生駒山』『チームチャリ』『チーム生 駒』 ※必ず『チーム〜』の形にしてください。 なお、名前は2文字以上6文字以下で募集します。 -- かぼちゃ丸 (2009-10-23 17 52 30) チーム謎集団 -- ヤス (2009-10-23 21 38 42) チーム哉蛇(カナヘビ) -- ヤス (2009-10-23 21 42 54) ↑対抗(笑) チーム金蛇(カナヘビ) -- かぼちゃ丸 (2009-10-24 07 14 28) チーム火那蛇(カナヘビ) -- ヤス (2009-10-24 18 07 45) チーム化菜屁火(カナヘビ) -- かぼちゃ丸 (2009-10-24 18 57 01) 他に意見は〜? -- かぼちゃ丸 (2009-10-24 20 09 05) 化菜屁火ってなんかくさそう やっぱ火那蛇だろ -- ヤス (2009-10-24 20 51 02) 化菜屁火なめんな! 暴走族みたいでかっこいいだろ! -- かぼちゃ丸 (2009-10-25 09 13 57) いや、ヤスの言った通り臭そう。俺的には金蛇がいいねんけど・・・。 -- チビ (2009-10-25 09 16 44) 別にかなへびにこだわらなくても・・・。 ちなみに自分は名前案にある「チーム森の中」をもじって、「チーム森の人」がいいです。 -- 安長 (2009-10-26 16 33 10) それじゃあ、以上の意見をまとめてアンケートを実施するぞ! -- かぼちゃ丸 (2009-10-26 17 56 22) すみません。この会議が終わったら、メンバーの雑談をここに書いてもいいですか? -- 安長 (2009-10-26 18 10 09) これから雑談ルーム作るから待って〜w -- かぼ (2009-10-26 18 23 53)
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生天目駅 nabatame 準備中 駅構造 地上駅(都市型) ホーム 7両対応 3面5線 所属路線 麗声線 ←松来 高垣→ 電報略号 ナバ 概要 3面5線の駅、麗声線内で最大の規模を誇る。1・3番線は当駅始発のみが使用。 4番線は当駅止まりが使用と、少々解りにくい形になっている。 ブルーライトの始発駅となっており、ここから湾岸支社の浜松桟橋駅まで乗り換えなしで向かうことができ、発展が期待されている。 のりば 1番線 当駅始発 2番線 上り 麗声線 3番線 当駅始発 4番線 当駅止まり 5番線 下り 麗声線 前駅・次駅 麗声線 普通 ←松来 高垣→ 急行 ←松来 高垣→ 特急 ←福圓 弧月市→ 特急ブルーライト 弧月市→ つぶやき 元ネタは動画内で晒してますが声優の生天目仁美さんからです。 悪い、飲んだくれのイメージが強烈に残っている…。
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原チャリ 原動機付自転車(未作成)、特に原付一種のスクーター(未作成)タイプを指す俗語。 原動機(未作成)の「原」と自転車(未作成)の俗語である「チャリンコ」の略語を合成した言葉。 略語 「原チャ」 関連語 「原付」「原付一種」「原動機付自転車(未作成)」「スクーター(未作成)」 2007年04月30日
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「ねぇ、香霖。これ何だい?」 幻想郷の魔法の森、その入り口にある道具屋香霖堂。そこは妖怪の道具や人間の道具、魔法具や幻想郷の外の世界の道具も扱っている。 この道具屋は建物からして少し怪しいうえに、中にも外にも怪しい道具が散乱している。 私はそんな香霖堂の、表に置いてあった見たことがない物について香霖堂の店主、森近霖之助に訊ねた。 「ん、どれだい? ……あぁ、これは『自転車』だよ。人間の乗り物さ」 店の中から億劫そうに出てきた霖之助が言った。 私は霖之助に向けていた視線を再び『自転車』へと向きなおす。 ところどころ錆びていたり、前部に取り付けられている籠が曲がっていたりしているが、まだ使えそうな様子だ。 「乗り物、ねぇ……。 これも外の世界から流れ着いたものかい?」 「外の世界のものにしては、構造が単純で使い方がすぐに分かったけどね」 ふむふむ、と頷きながら私は、そういえば幻想郷に来る前にこんなのを見たことあるなぁ、と思い出した。 それほど最近の産物ではないのだろうが、この自転車自身はここ十数年ぐらいに生産されたものだろう。 私はふと、この自転車に興味を持った。 「なぁ香霖、これ貸してくれない?」 「それは一応売り物だ。欲しかったら買ってくれ」 「ちゃんと返すから」 「買ってくれよ」 などと問答しつつ、結局ツケで買うことになった。 ツケでも良いのかと思ったが、「君はあの連中と違って後ででもちゃんと代金払ってくれる」と言って許可してくれた。 私はさて、と早速自分の物になった自転車に跨った。 一見しただけで構造が分かる単純な物だ。私にも使い方はすぐに分かった。 手入れも無しに使えそうだった。 「それにしても、なんでそんな物が欲しいんだい? 君ならそれに乗るより飛んだ方が速いだろ?」 「え? だって面白そうじゃん」 そう答えると霖之助は「ようするに玩具か……」と嘆息した。 「さてと。早速乗り回してくるよ」 「はいはい」 グッ、とペダルに力をこめる。車輪が回り、前へと進む。 シャカシャカとペダルをこぎ、シャーッと自転車は速度を上げていく。徐々に遠ざかる香霖堂を背後に、私は一陣の風となった。 「おぉ、これ結構面白いわぁ」 錆びついた部分が時折鈍い音を立てるが、基本的に何の支障もなく自転車は動いている。 ただ移動するだけなら飛んだ方が速いが、歩く時とは違う地上の風景に私は心躍らせた。 両側に木々が立ち並ぶ道を軽快に走っていると、前方にゆっくりれいむが見えた。 道の真ん中に鎮座している。このままでは轢いてしまう。 「そこのれいむ~! ちょっとそこ退いて~!」 大声で呼びかける。 が、 「ゆ? おねぇさん、ゆっくりしていって──ゆべぇ!?」 れいむは退いてくれるどころかその場で跳ねるだけだった。 当然のように、れいむは跳ねたところを自転車の車輪にぶつかって吹っ飛ばされた。仕方なく私は自転車を止める。 五メートル程前方まで吹っ飛ばされたれいむは、涙目になりながらなんとか立ち上がり、こちらに向かって喚いた。 「ゆぐぅ! おねぇさんなにするの! ゆっくりやめてね!」 そしてそのれいむはよく見ると、頭に茎を生やしたにんっしんっ型ゆっくりだった。 さっき吹き飛ばされた時に茎が折れるか子供が潰されたかと思ったが、どうやら無事のようだ。 しかし、 「ゆっ? あかちゃんがうまれるよ!」 さっきの衝撃で何かしらの影響があったのか、茎に実っている子ゆっくり達がもぞもぞと動き始めた。 親のゆっくりれいむはと言うと、そんな子ゆっくりの様子をハラハラと見守っている。 やがて、ポトポトと茎の子ゆっくり達が次々と地面に落ちていった。その数八匹。全て無事に生まれた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「「「「「「ゆっくちちていってね!!!」」」」」」」」 生まれて最初の親と子のコミニュケーション。子ゆっくりにとっては産声とも言える第一声。 私はそこまで見守ってから、再び自転車をこぎ始めた。 私がここまで見守っていたのは轢いてしまった引け目が少なからずあったからだ。 こちらが轢いたことによって何かしら悪影響があったら助けたりしようと思っていたが、親ゆっくりが受けた痛み以外は何もないようなのでこのまま行くことにした。 「はいはい良かったね。早くそこ退いてね~」 「ゆ? おねぇしゃん、ゆっくちちていってね!」 「わっ、バカこっちくんな!!」 「おちびちゃんだめだよ! おねぇさんにちかづいちゃだ──」 私と親れいむの制止の声もむなしく、一匹の子ゆっくりが笑顔でこちら──つまり自転車に近づいてきて、 プチッ 車輪に潰された。 「「「「「「「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」」」」」」」 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! でいぶのあかぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 あぁあ、だから言ったのに。 自転車を止めることなく、私は心の中で嘆息した。これでこの自転車が危ないことは分かったことだから、これで退いてくれるだろう。 そう思ったのだが、 「ゆぅぅ!! おねぇちゃんににゃにするの~!」 「ゆっくちあやまっちぇね!」 「しょうだしょうだ~!」 「だっから、こっち来るなって!!!」 プチプチグチャ 無謀なことにこちらに跳ねてきた子ゆっくりが三匹また潰された。 仕方ないのでもう一度、足を地面に突き立てて自転車を止める。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!! でいぶのあがぢゃんんんん!!!」 「「「「ゆ゛~~~~ん!」」」」 親れいむと残された四匹の子ゆっくりはメソメソと涙を流して子ゆっくりの死を悲しんでいる。私は地面を蹴り、少し自転車を後退させて地面を見てみた。 そこには苦悶の表情を浮かべたり、原型を残さぬまま潰された生後一分未満の饅頭の残骸がある。 その死骸をまじまじと見た後、もう一度残ったゆっくり一家に視線を向ける。 「ゆぐっ、ゆぐっ……」 「「「「もっとおねぇちゃんとゆっくちちたかったよぉ……」」」」 ぞくぞくっ、と何かが背筋から脳天にかけて駆け巡った。 ────あ、やばい。すごい楽しい。 私は地面に接地してた足をあげると、再びペダルにかける。親ゆっくりは私のその行動を見てこれから何をするか察したようだ。 「ゆゆっ! おちびちゃんたち、ゆっくりにげるよ!」 ぴょんぴょんと跳ねて私との距離を空けようとする親れいむ。子ゆっくり達も反応は遅れたものの、親の言うとおりについていった。 道に沿って真っ直ぐじゃなくて横に逃げればいいのに……。 その歩みはナマケモノの如し(最高時速二キロ)。私はゆっくりとゆっくりと、自転車が倒れぬ最低限の速さでその後を追う。 その速度ですら、生まれたばかりの子ゆっくりは勝てない。 「ゆっ、ゆっ、ゆっくちこにゃいでね!」 ちらちらとこちらを窺いながらぴょんぴょん跳ね逃げる涙目のゆっくり達。そのあまりにも遅い逃走に私は追いつき、 「やべでねっ! ゆっくちやめてにぇ! ゆっく──ゆべゅ!」 グチャ、と最後尾にいた子ゆっくりを前輪で轢き潰した。 「おぢびぢゃぁぁぁぁぁん!!」 「おにぇちゃんがぁぁぁぁ!!」 「ゆっくちやめちぇね! やめちぇね!」 「おにぇちゃ──ゆぶしっ!?」 立ち止まり振り返り、またもや滝のような涙で顔をグチャグチャにするゆっくり達。突然止まるものだから自転車は止まれず、またもや最後尾にいた子ゆっくりを踏み殺した。 自転車が通った後に残るのは浅い轍とゆっくりの死骸。 うわぁ、たっのしぃ! ペダルに込める力を強くし、速度を若干上げる。 その事により再び逃げようとした子ゆっくりを、振り返る前に踏み潰す。 「ゆ゛ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と泣き喚く親ゆっくりを無視し、続く行動でもう一匹の子ゆっくりも車輪で潰す。 「さぁさぁ、どいたどいた♪」 あまりの楽しさについつい声も弾んでしまった。 「ゆ゛っ、ゆっくりこっちこないでね!」 「ゆっくちちていってね、ゆっくちちていってね!」 涙目、涙声になりながらぴょこぴょこと跳ねるゆっくり二匹。その後姿は、「さぁさどうぞ虐待して下さいな」と私に語りかけているようだった。もちろん私はその声に従い親ゆっくりの後ろを跳ねていた子ゆっくりを轢き殺した。 わずか一分。新しく生まれたゆっくりれいむの家族は全滅した。 私は更に追い討ちをかけるように、残った親れいむの体半分を自転車の前輪で踏み潰した。 「ゆぶげぃぇ!?」 あまりの重さと痛みに親れいむは餡子を吐き出した。これが人間ならば気絶もしただろうが、そこはゆっくり。気絶は許されなかった。 「ほ~れ、ほ~れ」 私は親れいむの後ろ半分を自転車の前輪で踏み潰すところで自転車を止めると、ゴリゴリとわずかに車輪を前後に揺する。 それによりれいむの餡子は搾り出され、内部は押しつぶされていく。搾り出された餡子を吐き出す度、目は白目を向いて痙攣している。 「なんで、ごんなべに……」 ポツリ、とれいむが呟いた。その直後に自転車に完全に全身を踏み潰され絶命した。 一家が全滅した後、私は自転車を止めて後ろを振り返る。 その道跡には死んだ子ゆっくりの体や苦悶の表情を浮かべたまま固まっている親れいむなどがいた。 「…………ふぅ」 一仕事終えた後のように溜息をつく。 これは、とんでもない掘り出し物かも。 その後も私は自転車をかっ飛ばして幻想郷内を走りまわった。目的はもちろん、ゆっくりをサーチ&デス。 「やべでぇぇぇぇ!! ごっぢごないでぇぇぇぇ!!!」 す~りす~りぷ~にぷ~に、と幸せそうにほお擦りしていたゆっくりありすとまりさの番を見つけたら、その片割れを問答無用で轢き殺し、逃げる片割れを付かず離れずの速さで追い回しつつ体力が切れたところを轢き潰した。 「やべでぇぇぇぇ!! でいぶのあがぢゃんがえじでぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりの親子を見つけた時は子ゆっくりを奪い自転車を前籠に入れて誘拐。 追いかける親れいむから付かず離れずの速さで逃げ回り、体力が尽きたところで一気に加速して逃げ去り、「えっぐ、えっぐ」と涙を流しながらその場で止まった所を、Uターン。 全速力で親れいむを正面から潰した。 子ゆっくりその後悪路を全速力で駆けぬいたため籠から落ちて死んだり、ガタゴトと籠内を跳ね回り潰れて死んだ。 寝ているゆっくりありすを見つけた時はその場で後部スタンドをたてて後輪タイヤを浮かし 「ほ~れ、すりすりだよ~。すっきりしようね~」 と言いながら手でペダルを回して後輪タイヤを高速回転。その後輪タイヤにありすの頬をあてて少しずつ削り取っていった。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!! ずっぎり゛でぎな────あ゛り゛ずのぐりーむ゛がぁぁぁぁぁ!!!」 かなり充実した日中を過ごし、沈んでいく夕日を自転車に跨りながら見送る。 既に私の愛機として貫禄を見せ始めた自転車には、数多の返り餡子やクリームがこべりついていた。 「あぁ、これは良い発見をした。しばらくは退屈せずに済みそうだ」 夕日が完全に沈んだのを見て、私は一旦休憩を入れるため人里の居酒屋に向かった。もちろん自転車で。 休憩が済んだら今度は巣のゆっくり夜襲とれみりゃ虐めだ。 おわり ──────── あとがきのようなもの 自転車が出来たのは博麗大結界が出来るより前なので、もしかしたら幻想郷に自転車はあるかもしれませんが、一応今回は無いということで。 主人公(?)は博麗大結界が出来て少ししてから、外の世界で忘れられて幻想郷に流れ着いた、今では暇をもてあましている妖怪です。 これまで書いたもの ゆっくり合戦 ゆッカー ゆっくり求聞史紀 ゆっくり腹話術(前) ゆっくり腹話術(後) ゆっくりの飼い方 私の場合 虐待お兄さんVSゆっくりんピース 普通に虐待 普通に虐待2~以下無限ループ~ 二つの計画 ある復讐の結末(前) ある復讐の結末(中) ある復讐の結末(後-1) ある復讐の結末(後-2) ある復讐の結末(後-3) ゆっくりに育てられた子 ゆっくりに心囚われた男 晒し首 byキノコ馬 このSSに感想を付ける
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「ねぇ、香霖。これ何だい?」 幻想郷の魔法の森、その入り口にある道具屋香霖堂。そこは妖怪の道具や人間の道具、魔法具や幻想郷の外の世界の道具も扱っている。 この道具屋は建物からして少し怪しいうえに、中にも外にも怪しい道具が散乱している。 私はそんな香霖堂の、表に置いてあった見たことがない物について香霖堂の店主、森近霖之助に訊ねた。 「ん、どれだい? ……あぁ、これは『自転車』だよ。人間の乗り物さ」 店の中から億劫そうに出てきた霖之助が言った。 私は霖之助に向けていた視線を再び『自転車』へと向きなおす。 ところどころ錆びていたり、前部に取り付けられている籠が曲がっていたりしているが、まだ使えそうな様子だ。 「乗り物、ねぇ……。 これも外の世界から流れ着いたものかい?」 「外の世界のものにしては、構造が単純で使い方がすぐに分かったけどね」 ふむふむ、と頷きながら私は、そういえば幻想郷に来る前にこんなのを見たことあるなぁ、と思い出した。 それほど最近の産物ではないのだろうが、この自転車自身はここ十数年ぐらいに生産されたものだろう。 私はふと、この自転車に興味を持った。 「なぁ香霖、これ貸してくれない?」 「それは一応売り物だ。欲しかったら買ってくれ」 「ちゃんと返すから」 「買ってくれよ」 などと問答しつつ、結局ツケで買うことになった。 ツケでも良いのかと思ったが、「君はあの連中と違って後ででもちゃんと代金払ってくれる」と言って許可してくれた。 私はさて、と早速自分の物になった自転車に跨った。 一見しただけで構造が分かる単純な物だ。私にも使い方はすぐに分かった。 手入れも無しに使えそうだった。 「それにしても、なんでそんな物が欲しいんだい? 君ならそれに乗るより飛んだ方が速いだろ?」 「え? だって面白そうじゃん」 そう答えると霖之助は「ようするに玩具か……」と嘆息した。 「さてと。早速乗り回してくるよ」 「はいはい」 グッ、とペダルに力をこめる。車輪が回り、前へと進む。 シャカシャカとペダルをこぎ、シャーッと自転車は速度を上げていく。徐々に遠ざかる香霖堂を背後に、私は一陣の風となった。 「おぉ、これ結構面白いわぁ」 錆びついた部分が時折鈍い音を立てるが、基本的に何の支障もなく自転車は動いている。 ただ移動するだけなら飛んだ方が速いが、歩く時とは違う地上の風景に私は心躍らせた。 両側に木々が立ち並ぶ道を軽快に走っていると、前方にゆっくりれいむが見えた。 道の真ん中に鎮座している。このままでは轢いてしまう。 「そこのれいむ~! ちょっとそこ退いて~!」 大声で呼びかける。 が、 「ゆ? おねぇさん、ゆっくりしていって──ゆべぇ!?」 れいむは退いてくれるどころかその場で跳ねるだけだった。 当然のように、れいむは跳ねたところを自転車の車輪にぶつかって吹っ飛ばされた。仕方なく私は自転車を止める。 五メートル程前方まで吹っ飛ばされたれいむは、涙目になりながらなんとか立ち上がり、こちらに向かって喚いた。 「ゆぐぅ! おねぇさんなにするの! ゆっくりやめてね!」 そしてそのれいむはよく見ると、頭に茎を生やしたにんっしんっ型ゆっくりだった。 さっき吹き飛ばされた時に茎が折れるか子供が潰されたかと思ったが、どうやら無事のようだ。 しかし、 「ゆっ? あかちゃんがうまれるよ!」 さっきの衝撃で何かしらの影響があったのか、茎に実っている子ゆっくり達がもぞもぞと動き始めた。 親のゆっくりれいむはと言うと、そんな子ゆっくりの様子をハラハラと見守っている。 やがて、ポトポトと茎の子ゆっくり達が次々と地面に落ちていった。その数八匹。全て無事に生まれた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「「「「「「ゆっくちちていってね!!!」」」」」」」」 生まれて最初の親と子のコミニュケーション。子ゆっくりにとっては産声とも言える第一声。 私はそこまで見守ってから、再び自転車をこぎ始めた。 私がここまで見守っていたのは轢いてしまった引け目が少なからずあったからだ。 こちらが轢いたことによって何かしら悪影響があったら助けたりしようと思っていたが、親ゆっくりが受けた痛み以外は何もないようなのでこのまま行くことにした。 「はいはい良かったね。早くそこ退いてね~」 「ゆ? おねぇしゃん、ゆっくちちていってね!」 「わっ、バカこっちくんな!!」 「おちびちゃんだめだよ! おねぇさんにちかづいちゃだ──」 私と親れいむの制止の声もむなしく、一匹の子ゆっくりが笑顔でこちら──つまり自転車に近づいてきて、 プチッ 車輪に潰された。 「「「「「「「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」」」」」」」 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! でいぶのあかぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 あぁあ、だから言ったのに。 自転車を止めることなく、私は心の中で嘆息した。これでこの自転車が危ないことは分かったことだから、これで退いてくれるだろう。 そう思ったのだが、 「ゆぅぅ!! おねぇちゃんににゃにするの~!」 「ゆっくちあやまっちぇね!」 「しょうだしょうだ~!」 「だっから、こっち来るなって!!!」 プチプチグチャ 無謀なことにこちらに跳ねてきた子ゆっくりが三匹また潰された。 仕方ないのでもう一度、足を地面に突き立てて自転車を止める。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!! でいぶのあがぢゃんんんん!!!」 「「「「ゆ゛~~~~ん!」」」」 親れいむと残された四匹の子ゆっくりはメソメソと涙を流して子ゆっくりの死を悲しんでいる。私は地面を蹴り、少し自転車を後退させて地面を見てみた。 そこには苦悶の表情を浮かべたり、原型を残さぬまま潰された生後一分未満の饅頭の残骸がある。 その死骸をまじまじと見た後、もう一度残ったゆっくり一家に視線を向ける。 「ゆぐっ、ゆぐっ……」 「「「「もっとおねぇちゃんとゆっくちちたかったよぉ……」」」」 ぞくぞくっ、と何かが背筋から脳天にかけて駆け巡った。 ────あ、やばい。すごい楽しい。 私は地面に接地してた足をあげると、再びペダルにかける。親ゆっくりは私のその行動を見てこれから何をするか察したようだ。 「ゆゆっ! おちびちゃんたち、ゆっくりにげるよ!」 ぴょんぴょんと跳ねて私との距離を空けようとする親れいむ。子ゆっくり達も反応は遅れたものの、親の言うとおりについていった。 道に沿って真っ直ぐじゃなくて横に逃げればいいのに……。 その歩みはナマケモノの如し(最高時速二キロ)。私はゆっくりとゆっくりと、自転車が倒れぬ最低限の速さでその後を追う。 その速度ですら、生まれたばかりの子ゆっくりは勝てない。 「ゆっ、ゆっ、ゆっくちこにゃいでね!」 ちらちらとこちらを窺いながらぴょんぴょん跳ね逃げる涙目のゆっくり達。そのあまりにも遅い逃走に私は追いつき、 「やべでねっ! ゆっくちやめてにぇ! ゆっく──ゆべゅ!」 グチャ、と最後尾にいた子ゆっくりを前輪で轢き潰した。 「おぢびぢゃぁぁぁぁぁん!!」 「おにぇちゃんがぁぁぁぁ!!」 「ゆっくちやめちぇね! やめちぇね!」 「おにぇちゃ──ゆぶしっ!?」 立ち止まり振り返り、またもや滝のような涙で顔をグチャグチャにするゆっくり達。突然止まるものだから自転車は止まれず、またもや最後尾にいた子ゆっくりを踏み殺した。 自転車が通った後に残るのは浅い轍とゆっくりの死骸。 うわぁ、たっのしぃ! ペダルに込める力を強くし、速度を若干上げる。 その事により再び逃げようとした子ゆっくりを、振り返る前に踏み潰す。 「ゆ゛ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と泣き喚く親ゆっくりを無視し、続く行動でもう一匹の子ゆっくりも車輪で潰す。 「さぁさぁ、どいたどいた♪」 あまりの楽しさについつい声も弾んでしまった。 「ゆ゛っ、ゆっくりこっちこないでね!」 「ゆっくちちていってね、ゆっくちちていってね!」 涙目、涙声になりながらぴょこぴょこと跳ねるゆっくり二匹。その後姿は、「さぁさどうぞ虐待して下さいな」と私に語りかけているようだった。もちろん私はその声に従い親ゆっくりの後ろを跳ねていた子ゆっくりを轢き殺した。 わずか一分。新しく生まれたゆっくりれいむの家族は全滅した。 私は更に追い討ちをかけるように、残った親れいむの体半分を自転車の前輪で踏み潰した。 「ゆぶげぃぇ!?」 あまりの重さと痛みに親れいむは餡子を吐き出した。これが人間ならば気絶もしただろうが、そこはゆっくり。気絶は許されなかった。 「ほ~れ、ほ~れ」 私は親れいむの後ろ半分を自転車の前輪で踏み潰すところで自転車を止めると、ゴリゴリとわずかに車輪を前後に揺する。 それによりれいむの餡子は搾り出され、内部は押しつぶされていく。搾り出された餡子を吐き出す度、目は白目を向いて痙攣している。 「なんで、ごんなべに……」 ポツリ、とれいむが呟いた。その直後に自転車に完全に全身を踏み潰され絶命した。 一家が全滅した後、私は自転車を止めて後ろを振り返る。 その道跡には死んだ子ゆっくりの体や苦悶の表情を浮かべたまま固まっている親れいむなどがいた。 「…………ふぅ」 一仕事終えた後のように溜息をつく。 これは、とんでもない掘り出し物かも。 その後も私は自転車をかっ飛ばして幻想郷内を走りまわった。目的はもちろん、ゆっくりをサーチ&デス。 「やべでぇぇぇぇ!! ごっぢごないでぇぇぇぇ!!!」 す~りす~りぷ~にぷ~に、と幸せそうにほお擦りしていたゆっくりありすとまりさの番を見つけたら、その片割れを問答無用で轢き殺し、逃げる片割れを付かず離れずの速さで追い回しつつ体力が切れたところを轢き潰した。 「やべでぇぇぇぇ!! でいぶのあがぢゃんがえじでぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりの親子を見つけた時は子ゆっくりを奪い自転車を前籠に入れて誘拐。 追いかける親れいむから付かず離れずの速さで逃げ回り、体力が尽きたところで一気に加速して逃げ去り、「えっぐ、えっぐ」と涙を流しながらその場で止まった所を、Uターン。 全速力で親れいむを正面から潰した。 子ゆっくりその後悪路を全速力で駆けぬいたため籠から落ちて死んだり、ガタゴトと籠内を跳ね回り潰れて死んだ。 寝ているゆっくりありすを見つけた時はその場で後部スタンドをたてて後輪タイヤを浮かし 「ほ~れ、すりすりだよ~。すっきりしようね~」 と言いながら手でペダルを回して後輪タイヤを高速回転。その後輪タイヤにありすの頬をあてて少しずつ削り取っていった。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!! ずっぎり゛でぎな────あ゛り゛ずのぐりーむ゛がぁぁぁぁぁ!!!」 かなり充実した日中を過ごし、沈んでいく夕日を自転車に跨りながら見送る。 既に私の愛機として貫禄を見せ始めた自転車には、数多の返り餡子やクリームがこべりついていた。 「あぁ、これは良い発見をした。しばらくは退屈せずに済みそうだ」 夕日が完全に沈んだのを見て、私は一旦休憩を入れるため人里の居酒屋に向かった。もちろん自転車で。 休憩が済んだら今度は巣のゆっくり夜襲とれみりゃ虐めだ。 おわり ──────── あとがきのようなもの 自転車が出来たのは博麗大結界が出来るより前なので、もしかしたら幻想郷に自転車はあるかもしれませんが、一応今回は無いということで。 主人公(?)は博麗大結界が出来て少ししてから、外の世界で忘れられて幻想郷に流れ着いた、今では暇をもてあましている妖怪です。 これまで書いたもの ゆっくり合戦 ゆッカー ゆっくり求聞史紀 ゆっくり腹話術(前) ゆっくり腹話術(後) ゆっくりの飼い方 私の場合 虐待お兄さんVSゆっくりんピース 普通に虐待 普通に虐待2~以下無限ループ~ 二つの計画 ある復讐の結末(前) ある復讐の結末(中) ある復讐の結末(後-1) ある復讐の結末(後-2) ある復讐の結末(後-3) ゆっくりに育てられた子 ゆっくりに心囚われた男 晒し首 byキノコ馬 このSSに感想を付ける
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「ねぇ、香霖。これ何だい?」 幻想郷の魔法の森、その入り口にある道具屋香霖堂。そこは妖怪の道具や人間の道具、魔法具や幻想郷の外の世界の道具も扱っている。 この道具屋は建物からして少し怪しいうえに、中にも外にも怪しい道具が散乱している。 私はそんな香霖堂の、表に置いてあった見たことがない物について香霖堂の店主、森近霖之助に訊ねた。 「ん、どれだい? ……あぁ、これは『自転車』だよ。人間の乗り物さ」 店の中から億劫そうに出てきた霖之助が言った。 私は霖之助に向けていた視線を再び『自転車』へと向きなおす。 ところどころ錆びていたり、前部に取り付けられている籠が曲がっていたりしているが、まだ使えそうな様子だ。 「乗り物、ねぇ……。 これも外の世界から流れ着いたものかい?」 「外の世界のものにしては、構造が単純で使い方がすぐに分かったけどね」 ふむふむ、と頷きながら私は、そういえば幻想郷に来る前にこんなのを見たことあるなぁ、と思い出した。 それほど最近の産物ではないのだろうが、この自転車自身はここ十数年ぐらいに生産されたものだろう。 私はふと、この自転車に興味を持った。 「なぁ香霖、これ貸してくれない?」 「それは一応売り物だ。欲しかったら買ってくれ」 「ちゃんと返すから」 「買ってくれよ」 などと問答しつつ、結局ツケで買うことになった。 ツケでも良いのかと思ったが、「君はあの連中と違って後ででもちゃんと代金払ってくれる」と言って許可してくれた。 私はさて、と早速自分の物になった自転車に跨った。 一見しただけで構造が分かる単純な物だ。私にも使い方はすぐに分かった。 手入れも無しに使えそうだった。 「それにしても、なんでそんな物が欲しいんだい? 君ならそれに乗るより飛んだ方が速いだろ?」 「え? だって面白そうじゃん」 そう答えると霖之助は「ようするに玩具か……」と嘆息した。 「さてと。早速乗り回してくるよ」 「はいはい」 グッ、とペダルに力をこめる。車輪が回り、前へと進む。 シャカシャカとペダルをこぎ、シャーッと自転車は速度を上げていく。徐々に遠ざかる香霖堂を背後に、私は一陣の風となった。 「おぉ、これ結構面白いわぁ」 錆びついた部分が時折鈍い音を立てるが、基本的に何の支障もなく自転車は動いている。 ただ移動するだけなら飛んだ方が速いが、歩く時とは違う地上の風景に私は心躍らせた。 両側に木々が立ち並ぶ道を軽快に走っていると、前方にゆっくりれいむが見えた。 道の真ん中に鎮座している。このままでは轢いてしまう。 「そこのれいむ~! ちょっとそこ退いて~!」 大声で呼びかける。 が、 「ゆ? おねぇさん、ゆっくりしていって──ゆべぇ!?」 れいむは退いてくれるどころかその場で跳ねるだけだった。 当然のように、れいむは跳ねたところを自転車の車輪にぶつかって吹っ飛ばされた。仕方なく私は自転車を止める。 五メートル程前方まで吹っ飛ばされたれいむは、涙目になりながらなんとか立ち上がり、こちらに向かって喚いた。 「ゆぐぅ! おねぇさんなにするの! ゆっくりやめてね!」 そしてそのれいむはよく見ると、頭に茎を生やしたにんっしんっ型ゆっくりだった。 さっき吹き飛ばされた時に茎が折れるか子供が潰されたかと思ったが、どうやら無事のようだ。 しかし、 「ゆっ? あかちゃんがうまれるよ!」 さっきの衝撃で何かしらの影響があったのか、茎に実っている子ゆっくり達がもぞもぞと動き始めた。 親のゆっくりれいむはと言うと、そんな子ゆっくりの様子をハラハラと見守っている。 やがて、ポトポトと茎の子ゆっくり達が次々と地面に落ちていった。その数八匹。全て無事に生まれた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「「「「「「ゆっくちちていってね!!!」」」」」」」」 生まれて最初の親と子のコミニュケーション。子ゆっくりにとっては産声とも言える第一声。 私はそこまで見守ってから、再び自転車をこぎ始めた。 私がここまで見守っていたのは轢いてしまった引け目が少なからずあったからだ。 こちらが轢いたことによって何かしら悪影響があったら助けたりしようと思っていたが、親ゆっくりが受けた痛み以外は何もないようなのでこのまま行くことにした。 「はいはい良かったね。早くそこ退いてね~」 「ゆ? おねぇしゃん、ゆっくちちていってね!」 「わっ、バカこっちくんな!!」 「おちびちゃんだめだよ! おねぇさんにちかづいちゃだ──」 私と親れいむの制止の声もむなしく、一匹の子ゆっくりが笑顔でこちら──つまり自転車に近づいてきて、 プチッ 車輪に潰された。 「「「「「「「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」」」」」」」 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! でいぶのあかぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!」 あぁあ、だから言ったのに。 自転車を止めることなく、私は心の中で嘆息した。これでこの自転車が危ないことは分かったことだから、これで退いてくれるだろう。 そう思ったのだが、 「ゆぅぅ!! おねぇちゃんににゃにするの~!」 「ゆっくちあやまっちぇね!」 「しょうだしょうだ~!」 「だっから、こっち来るなって!!!」 プチプチグチャ 無謀なことにこちらに跳ねてきた子ゆっくりが三匹また潰された。 仕方ないのでもう一度、足を地面に突き立てて自転車を止める。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!! でいぶのあがぢゃんんんん!!!」 「「「「ゆ゛~~~~ん!」」」」 親れいむと残された四匹の子ゆっくりはメソメソと涙を流して子ゆっくりの死を悲しんでいる。私は地面を蹴り、少し自転車を後退させて地面を見てみた。 そこには苦悶の表情を浮かべたり、原型を残さぬまま潰された生後一分未満の饅頭の残骸がある。 その死骸をまじまじと見た後、もう一度残ったゆっくり一家に視線を向ける。 「ゆぐっ、ゆぐっ……」 「「「「もっとおねぇちゃんとゆっくちちたかったよぉ……」」」」 ぞくぞくっ、と何かが背筋から脳天にかけて駆け巡った。 ────あ、やばい。すごい楽しい。 私は地面に接地してた足をあげると、再びペダルにかける。親ゆっくりは私のその行動を見てこれから何をするか察したようだ。 「ゆゆっ! おちびちゃんたち、ゆっくりにげるよ!」 ぴょんぴょんと跳ねて私との距離を空けようとする親れいむ。子ゆっくり達も反応は遅れたものの、親の言うとおりについていった。 道に沿って真っ直ぐじゃなくて横に逃げればいいのに……。 その歩みはナマケモノの如し(最高時速二キロ)。私はゆっくりとゆっくりと、自転車が倒れぬ最低限の速さでその後を追う。 その速度ですら、生まれたばかりの子ゆっくりは勝てない。 「ゆっ、ゆっ、ゆっくちこにゃいでね!」 ちらちらとこちらを窺いながらぴょんぴょん跳ね逃げる涙目のゆっくり達。そのあまりにも遅い逃走に私は追いつき、 「やべでねっ! ゆっくちやめてにぇ! ゆっく──ゆべゅ!」 グチャ、と最後尾にいた子ゆっくりを前輪で轢き潰した。 「おぢびぢゃぁぁぁぁぁん!!」 「おにぇちゃんがぁぁぁぁ!!」 「ゆっくちやめちぇね! やめちぇね!」 「おにぇちゃ──ゆぶしっ!?」 立ち止まり振り返り、またもや滝のような涙で顔をグチャグチャにするゆっくり達。突然止まるものだから自転車は止まれず、またもや最後尾にいた子ゆっくりを踏み殺した。 自転車が通った後に残るのは浅い轍とゆっくりの死骸。 うわぁ、たっのしぃ! ペダルに込める力を強くし、速度を若干上げる。 その事により再び逃げようとした子ゆっくりを、振り返る前に踏み潰す。 「ゆ゛ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と泣き喚く親ゆっくりを無視し、続く行動でもう一匹の子ゆっくりも車輪で潰す。 「さぁさぁ、どいたどいた♪」 あまりの楽しさについつい声も弾んでしまった。 「ゆ゛っ、ゆっくりこっちこないでね!」 「ゆっくちちていってね、ゆっくちちていってね!」 涙目、涙声になりながらぴょこぴょこと跳ねるゆっくり二匹。その後姿は、「さぁさどうぞ虐待して下さいな」と私に語りかけているようだった。もちろん私はその声に従い親ゆっくりの後ろを跳ねていた子ゆっくりを轢き殺した。 わずか一分。新しく生まれたゆっくりれいむの家族は全滅した。 私は更に追い討ちをかけるように、残った親れいむの体半分を自転車の前輪で踏み潰した。 「ゆぶげぃぇ!?」 あまりの重さと痛みに親れいむは餡子を吐き出した。これが人間ならば気絶もしただろうが、そこはゆっくり。気絶は許されなかった。 「ほ~れ、ほ~れ」 私は親れいむの後ろ半分を自転車の前輪で踏み潰すところで自転車を止めると、ゴリゴリとわずかに車輪を前後に揺する。 それによりれいむの餡子は搾り出され、内部は押しつぶされていく。搾り出された餡子を吐き出す度、目は白目を向いて痙攣している。 「なんで、ごんなべに……」 ポツリ、とれいむが呟いた。その直後に自転車に完全に全身を踏み潰され絶命した。 一家が全滅した後、私は自転車を止めて後ろを振り返る。 その道跡には死んだ子ゆっくりの体や苦悶の表情を浮かべたまま固まっている親れいむなどがいた。 「…………ふぅ」 一仕事終えた後のように溜息をつく。 これは、とんでもない掘り出し物かも。 その後も私は自転車をかっ飛ばして幻想郷内を走りまわった。目的はもちろん、ゆっくりをサーチ&デス。 「やべでぇぇぇぇ!! ごっぢごないでぇぇぇぇ!!!」 す~りす~りぷ~にぷ~に、と幸せそうにほお擦りしていたゆっくりありすとまりさの番を見つけたら、その片割れを問答無用で轢き殺し、逃げる片割れを付かず離れずの速さで追い回しつつ体力が切れたところを轢き潰した。 「やべでぇぇぇぇ!! でいぶのあがぢゃんがえじでぇぇぇぇぇ!!」 ゆっくりの親子を見つけた時は子ゆっくりを奪い自転車を前籠に入れて誘拐。 追いかける親れいむから付かず離れずの速さで逃げ回り、体力が尽きたところで一気に加速して逃げ去り、「えっぐ、えっぐ」と涙を流しながらその場で止まった所を、Uターン。 全速力で親れいむを正面から潰した。 子ゆっくりその後悪路を全速力で駆けぬいたため籠から落ちて死んだり、ガタゴトと籠内を跳ね回り潰れて死んだ。 寝ているゆっくりありすを見つけた時はその場で後部スタンドをたてて後輪タイヤを浮かし 「ほ~れ、すりすりだよ~。すっきりしようね~」 と言いながら手でペダルを回して後輪タイヤを高速回転。その後輪タイヤにありすの頬をあてて少しずつ削り取っていった。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!! ずっぎり゛でぎな────あ゛り゛ずのぐりーむ゛がぁぁぁぁぁ!!!」 かなり充実した日中を過ごし、沈んでいく夕日を自転車に跨りながら見送る。 既に私の愛機として貫禄を見せ始めた自転車には、数多の返り餡子やクリームがこべりついていた。 「あぁ、これは良い発見をした。しばらくは退屈せずに済みそうだ」 夕日が完全に沈んだのを見て、私は一旦休憩を入れるため人里の居酒屋に向かった。もちろん自転車で。 休憩が済んだら今度は巣のゆっくり夜襲とれみりゃ虐めだ。 おわり ──────── あとがきのようなもの 自転車が出来たのは博麗大結界が出来るより前なので、もしかしたら幻想郷に自転車はあるかもしれませんが、一応今回は無いということで。 主人公(?)は博麗大結界が出来て少ししてから、外の世界で忘れられて幻想郷に流れ着いた、今では暇をもてあましている妖怪です。 これまで書いたもの ゆっくり合戦 ゆッカー ゆっくり求聞史紀 ゆっくり腹話術(前) ゆっくり腹話術(後) ゆっくりの飼い方 私の場合 虐待お兄さんVSゆっくりんピース 普通に虐待 普通に虐待2~以下無限ループ~ 二つの計画 ある復讐の結末(前) ある復讐の結末(中) ある復讐の結末(後-1) ある復讐の結末(後-2) ある復讐の結末(後-3) ゆっくりに育てられた子 ゆっくりに心囚われた男 晒し首 byキノコ馬 このSSに感想を付ける
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チャリダー(造語) 自転車に乗る人のこと。特に、自転車に乗って長旅をする人を指して使うことが多い。 自転車を意味する「チャリンコ」と、ライダー(未作成)の「ダー」部分が合成された言葉。発祥や時期は不明。 貧乏ツーリング(未作成)旅行者と長旅をするチャリダーとは共通するところがあり、おおむね一定の親近感がある。特に北海道(未作成)においては、ライダー(未作成)とチャリダー間でもピースサイン(未作成)などの挨拶をかわすことが多い。 関連語 「北」「ツーリング(未作成)」「ツーリングマップル」「北海道(未作成)」 2007年04月30日
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雑談用チャットです。ある程度まで増えたら消します。 会議の方は別にしてください。 〜〜〜〜〜〜〜諸注意(以下の事を守らない場合会員から削除されることがあります)〜〜〜〜〜〜〜 追放…HPのメンバーから脱退 其の壱 呼びかけ(『ヤスーーー!』や『いねーかー!?』といった行為)は厳禁 其の弐 諸注意に屁理屈を並べ、破る行為は厳禁 其の参 暴言は厳禁(一度は見逃すが、二度目は追放とする) 其の四 雑談場では連続での投稿(以下、連投)は3件までとする 其の伍 雑談場では会議はしない 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ようやく正式にできましたね。これでチャットルームが雑談部屋になりませんね。 -- 安長 (2009-10-26 18 53 55) 全くです。 あと、上の部分に注意書きを添えようと思ってますよ。 -- かぼ (2009-10-26 18 56 02) 藤堂さん、まだ駄目みたいです。 -- 安長 (2009-10-26 19 03 28) 諸注意の第三訓は、暴言をやめていただいたら、私語でもいいんじゃないでしょうか? ヤスさんとかチビさんがいちいち敬語とか面倒くさいって言いそうです。 -- 安長 (2009-10-26 19 10 39) そうですかね? 話し合いをする上では敬語は大切だと思うですが(^^;) 藤堂さんはIDを替えてもらう必要があるかもしれません。 -- かぼ (2009-10-26 19 14 30) 確かに大事です。 だけど部員同士が敬語は堅苦しいと思います。 -- 安長 (2009-10-26 19 21 34) おっと、これは屁理屈でしたね。言い過ぎました。 -- 安長 (2009-10-26 19 35 52) す、全て敬語ですか? -- ヤス (2009-10-26 22 44 54) 私も私語に賛成です。 -- ヤス (2009-10-26 22 46 20) ここは更新ボタンがないですね。 あと1日たっても誰も書き込んでおらず、書き込みたいけど4っつめになってしまう 場合はどうすればよいのですか? -- ヤス (2009-10-27 15 47 44) なるべく書き込みはひとまとめにして投稿してください。 あと、私は管理人として敬語ですが、みなさんは私語でかまいませんよ。 -- かぼ (2009-10-27 17 02 32) どうしても、連投したい場合は『連投すいません』と 記入の上、用件を書いていただければ、かまいません。 ただし、重要な件についてに限りますが。 -- かぼ (2009-10-27 17 03 47) ココからは私語でいこー! -- かぼ (2009-10-28 16 05 48) 結局は私語なんですね・・・。 -- 安長 (2009-10-28 22 15 34) とりあえず肩書きは雑談やから… それに敬語は堅苦しいという意見が 『チビ』とか『ヤス』とかから言われてるねん。 あと安長〜。藤堂ログインできた? -- かぼ (2009-10-29 07 24 30) まだ無理みたいですね。 -- 安長 (2009-10-29 23 21 43) 今いろんな事を考えてるw -- かぼ (2009-10-30 15 24 17) へロー -- ヤス (2009-10-30 15 35 54) やっときたか。会議室行くぞ! -- かぼ (2009-10-30 15 40 38) どうもこんにちは ぼくは誰でしょうか? 逆カラ読んだらわかります。 -- isusayitugozim (2009-12-04 16 43 29) ヤス…ふざけんでええよ(笑) 明日カラオケいこーやー -- かぼちゃ丸 (2009-12-04 20 50 58) konnitihayamamotokunn -- yasu (2009-12-05 19 26 16) ひゃっほ~ -- ヤス (2009-12-05 20 06 09) やぁ。 明日どうする? -- かぼ (2009-12-05 20 10 32) なんかするん? -- ヤス (2009-12-05 20 16 54) 返事してくださ~い!!! -- ヤス (2009-12-05 20 31 51) ごめーん。ブログ書いとった(汗) 明日練習するんちゃうん? っていうかメールみた? -- かぼ (2009-12-05 20 36 17) シンセバグッた。 -- ヤス (2009-12-05 20 41 27) とってもだいじにしてたのに~壊れて出ない音~がある~♪ -- ヤス (2009-12-05 20 43 27) ど〜しよっど〜しよっ♪ ・・・って言わせんな!!! んじゃ、アントレでも言って楽器見てこようぜ(笑) -- かぼ (2009-12-05 20 48 31) それ以外はでるからいけるけどあしたなんじにどこ? 持ち運びだるいけど -- ヤス (2009-12-05 20 54 35) とりあえず、ユードゥーに聞け。 部活何時か。 -- かぼ (2009-12-05 20 56 19) わかりやした -- ヤス (2009-12-05 20 59 23) 明日は8時30分からだよ。 -- チビ (2009-12-05 21 01 27) せんきゅ~ 何時まで -- ヤス (2009-12-05 21 05 23) 1時まで。 メールしても全然返事こーへんねん。 -- チビ (2009-12-05 21 06 19) あれ?チビ。いつのまにきたアルか? -- かぼ (2009-12-05 21 07 26) 今。 -- チビ (2009-12-05 21 09 02) お前あんなメール送ってくんなよ。 マジ笑いしてしまったわ。 -- かぼ (2009-12-05 21 09 40) たろーとすばにも送ったで。 -- チビ (2009-12-05 21 11 27) たろーに会ったで。カラオケで。 -- かぼ (2009-12-05 21 12 03) 話かえるな -- ヤス (2009-12-05 21 12 58) はい。 -- チビ (2009-12-05 21 16 22) かぼ けんばんハーモニカもってない? 役立つハズ -- ヤス (2009-12-05 21 18 52) 午後からやな。どっちみち。 でもみぞ、シンセは持ってこんでエエで。重いやろ? あ、でも…どんなんか見たいなぁ。 じゃあ、明日ギルドでとりあえず見してや。 けんばんはもってるけど。 -- かぼ (2009-12-05 21 20 39) 写真でよくね? ハーモニカ貸してナ テカ何時にするん? -- ヤス (2009-12-05 21 24 31) 少し抜けます -- ヤス (2009-12-05 21 26 41) 分かった。とりあえず、安藤とも連絡とらな。 -- かぼ (2009-12-05 21 28 39) ヘロ~ -- ヤス (2009-12-05 21 44 27) イライライライライライライライラィライライライライライライラ -- ヤス (2009-12-05 22 10 04) あんでゅ~と連絡つかん -- ヤス (2009-12-05 22 11 22) おそよー。 -- かぼ (2009-12-06 11 18 46) 4ヶ月ぶりにきてみた -- ヤス (2010-03-23 15 18 25) ちゃおッス(>*<)/ -- ヤス (2010-04-22 17 21 24) このサイトも終わったか・・・・・・・・・(TロT) -- ヤス (2010-06-30 13 38 30) ニャンパラリー -- ヤス (2010-09-23 11 55 52) んにゃお久 -- かぼ (2011-04-10 20 47 58) 名前 コメント 更新